大凧あげ祭り、やっと客入れて開催へ 例年5月3・5日に春日部で 昨年3年ぶり開催も無観客 露店も予定
2023/01/05/00:00
毎年5月に江戸川河川敷で開かれる春日部市の「大凧(おおだこ)あげ祭り」(同実行委主催)で、市は4日、凧に描く文字や引き手の募集を開始した。今年は観客を入れて開催する予定。
祭りは、毎年5月3日と5日、市内西宝珠花の江戸川河川敷で開かれる。縦15メートル、横11メートル、重さ800キロの大凧を揚げる。大凧は上下二手に分かれ、公募で選ばれた世相を反映した文字がそれぞれに描かれる。
新型コロナウイルスの影響で、昨年3年ぶりに開かれた大凧あげは無観客で実施。今年は感染予防を呼びかけながら、有観客で開催する。露店なども並ぶ予定。
実行委の事務局を兼ねる市観光振興課は、はがきやファクス、メールで大凧に描かれる文字と当日大凧を揚げる「引き手」を募集している。同課は「コロナ前と同じ形での開催に向け準備したい」としている。
問い合わせは同課(電話048・736・1111)へ。