埼玉新聞

 

「ヘルメット姿の不審者」目撃情報も…待ち伏せして銃撃か 埼玉・狭山、男性の死因は出血性ショック

  • 発砲事件があった現場の周辺を調べる捜査員ら=7日午前、狭山市広瀬台1丁目

    発砲事件があった現場の周辺を調べる捜査員ら=7日午前、狭山市広瀬台1丁目

  • 発砲事件があった現場の周辺を調べる捜査員ら=7日午前、狭山市広瀬台1丁目

 狭山市のマンションの敷地内で、住民の無職男性(55)が銃撃され死亡した事件で、狭山署捜査本部は8日、男性の死因が出血性ショックだったと明らかにした。犯人は拳銃を持ったまま逃走している恐れがあり、県警が行方を追っている。

 事件は6日午後7時15分ごろ、狭山市広瀬台1丁目のマンション敷地内で男性が拳銃で複数箇所撃たれ、搬送先の病院で死亡した。捜査関係者によると、男性は暴力団関係者とみられる。事件後、黒色っぽいバイクに黒色のようなフルフェースのヘルメットをかぶった人物が現場から立ち去る姿が付近の防犯カメラに写っていたという。

 また事件後、県警に不審者の目撃情報が複数、寄せられていることが捜査関係者への取材で分かった。情報は事件前後にマンション周辺で不審者を目撃した内容で、不審者がヘルメットを着用していたという話もあるという。

 県警は目撃情報と事件の関連性を調べるとともに、何者かが待ち伏せして銃撃した可能性もあるとみて詳しく調べている。

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