「インディアカ」「3B体操」…知らない種目、やってみると楽しく大人気 さいたまでフェス、大歓声も
2019/06/12/00:00
「インディアカ」や「3B体操」など、普段なかなか聞いたことがない種目を体験できる「第18回レクリエーションフェスティバル」が8日、さいたま市見沼区の大宮体育館で行われた。どの種目も簡単なルールで初心者でも楽しめ、子供から高齢者まで多くの人が満喫した。
主催は市レクリエーション協会。会場には同協会に加盟する18団体のブースが設けられた。
直径約13センチのビニールボールを使い、バドミントンコートで楽しむ「ミニテニス」は家族連れで大人気だった。見沼区の田代淳子さん(53)と娘で小学3年の百花さん(9)は親子で対戦し、「テニスと違ってラリーも簡単に続き、楽しめた」と笑顔で話した。
体を動かす種目以外には、輪投げや工作なども体験できた。中にはカーリングの要領で木材のコースターを目的物に投げ合い、得点を競う「ディスコン」と呼ばれる種目も。参加者は頭を悩ませながらコースターを投げ、会心の一投が出ると大歓声が起こった。
屋外会場には「ペタンク」「グラウンドゴルフ」などもあり、羽根付きの専用ボールをゴルフクラブで打ち、開いた傘を逆にしたような直径110センチの網に入れる「ターゲットバードゴルフ」には多くの子供たちが挑戦していた。
大宮区の小学6年、木所卓哉さん(11)は弟で小学2年の知哉さん(7)と得点を競い「ゴルフに興味が出てきた。今回を機に始めてみたい」と汗をぬぐいながら話していた。