3千株以上のハナショウブ見頃 加須・浮野の里で「あやめ祭り」、16日まで 女船頭が漕ぐ田舟で遊覧も
2019/06/12/00:00
加須市の多門寺と北篠崎にまたがる「浮野(うきや)の里」で9日、浮野の里・葦の会主催の「あやめ祭り」が始まった。ハナショウブが見頃になり、土・日には、女船頭が漕(こ)ぐ田舟で遊覧(有料)が楽しめる。祭りは16日まで。
浮野の里は、江戸時代の新田開発の名残が貴重な景観を生み、1995年に「全国水の里百選」に選ばれている。3千株以上のハナショウブが見頃となる梅雨の時期、あやめ祭りを開いている。
湿原に咲くハナショウブ。紫や青、白色の花が鮮やかで風情がある。木の板のコースを歩いても周遊できるが、田舟からの眺めはまた格別。土・日限定運行ということもあって、ファンが多い。
周辺では、農産物直売や郷土料理の販売、各種模擬店などが出店している。田舟の運行は雨天時は中止となる場合もある。祭りは午前9時から午後3時まで。
問い合わせは、市環境政策課(電話0480・62・1111、内線231)へ。