県は11日、新型コロナウイルスに感染していた27人が死亡し、新たに0～90歳以上の9724人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が7048人、さいたま市1412人、川口市610人、川越市266人、越谷市388人。

　これまでに確認された感染者は168万3236人。死者は3146人。10日夜時点の重症者は36人、入院は1666人、宿泊療養は759人。

　県によると県では50～90代の男女8人が死亡。さいたま市では70代～90歳以上の男女7人が死亡。川口市では80～90代の男女3人が死亡した。川越市では80～90代の男女7人が死亡。越谷市では70～80代の男性2人が死亡した。

　クラスター（感染者集団）関連は42件で、新たに感染が確認された施設はなかった。

　川越市は、川越同仁会病院で5日から9日にかけて、20～80代の入院患者32人（男性4人、女性28人）と職員4人（男性1人、女性3人）の計36人の陽性が判明し、10日にクラスターと認定された、と発表した。