また…飯能の太陽光発電所でケーブル盗まれる 4か月前にも被害、復旧前に再び 売電不能エリア広がる
2023/01/15/00:00
飯能市は14日、同市征矢町の市浄化センター太陽光発電所で、電力ケーブルを盗まれるなどの被害が発生した、と発表した。
市下水道課によると、同日午前6時50分ごろ、付近を散策していた女性が施設南側のフェンスが破られているのを発見し、同センター管理事務所に通報。確認したところ、高さ2メートルのフェンスが幅約2メートルにわたって3方向が切断されて何者かが侵入し、地下の配管内に敷設してある売電用ケーブルが一部抜き取られていることが分かったという。
同発電所は8ブロックのパネルで発電を行っているが、今回被害に遭ったのは、うち2ブロックで発電した電力を送るためのケーブル。盗まれたケーブルの長さは、調査中という。市は飯能署に被害届を提出した。
同発電所では、昨年9月2日にも南側のフェンスが壊されて3ブロック分のケーブルが盗まれており、年度内の復旧工事が予定されていたという。2度目の被害により、同発電所は計5ブロックで売電ができない状態になった。