埼玉新聞

 

甘~い!埼玉オリジナル品種も イチゴシーズン、秩父エリアに到来 観光農園が盛況 真っ赤な実たわわに

  • 甘く、大きく成長したイチゴ=13日午前、横瀬町横瀬の上の原農園

    甘く、大きく成長したイチゴ=13日午前、横瀬町横瀬の上の原農園

  • 甘く、大きく成長したイチゴ=13日午前、横瀬町横瀬の上の原農園

 秩父地域に本格的なイチゴシーズンが到来し、JAちちぶいちご部会32農園の観光イチゴ園が今月からオープンした。各園のビニールハウス内では、たわわに実った赤い果実が甘い香りを漂わせ、観光客を迎えている。

 秩父地域では、県オリジナルの「あまりん」「かおりん」など、計7品種のイチゴを729アールの敷地で栽培している。開園時期は6月中旬ごろまでで、4月10日までの食べ放題(30分間)料金の目安は、小学生以上が1800円、小学生未満が千円。

 横瀬町横瀬の上の原農園では、「やよいひめ」「とちおとめ」「紅ほっぺ」を中心に栽培。同園の長島辰弥園主(38)は「今季は雨が降らず、空気が乾燥しているので管理に苦労したが、甘くて大きな実に成長している」と語った。

 秩父地域の観光イチゴ園の問い合わせは、秩父観光農林業協会(電話0494・23・3557)へ。

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