入札予定価格は「マイナス」2007万円?! 深谷市が2施設を売却 条件は落札者による建物解体
2023/01/15/00:00
深谷市は、予定価格をマイナスに設定する入札方法で「旧藤沢分署」=同市人見=と、「旧新戒文化財倉庫」=同市新戒=の両敷地を売却する。
同市で第3弾となるマイナス入札。落札者が建物を解体するのが条件で、土地評価額から落札者が解体することになる建物の解体費を差し引いた予定価格を設定した。マイナス価格で落札した場合、マイナス相当分は市で負担する。
旧藤沢分署敷地の予定価格はマイナス48万円。敷地面積は1016・19平方メートル。落札者が1972年に建設した鉄筋コンクリート2階建て276・12平方メートルを解体する。旧新戒文化財倉庫敷地の予定価格はマイナス2007万円。敷地面積は1613・86平方メートル。1960年建設の鉄筋コンクリート2階建て700・67平方メートルが解体建物になる。
入札の申し込み期間は3月1日から10日。入札の参加資格が認められた場合、入札期間は同月13日から22日までになり、郵便入札で受け付ける。開札は同月24日。
問い合わせは、同市公共施設改革推進室(電話048・568・5009)へ。