16日午前2時50分ごろから午前4時7分ごろまでの間、県内にある携帯電話ショップ3店舗を狙った窃盗事件が連続発生した。県警捜査3課は犯行手口が似ていることから、同一犯の可能性が高いとみて捜査を進めている。

　同課によると、被害に遭ったのはそれぞれ深谷市荒川地内の複合施設内と東松山市本町地内、行田市佐間地内の3店舗。いずれも当時店内に人はおらず、出入り口付近の窓ガラスを何らかの方法で破り店内に侵入し、店内からスマートフォンやタブレットなど計36台を盗んだ。警備会社が「センサーが多重発報している」と110番した。

　深谷市内の店舗から東松山市内の店舗は直線距離で18キロ、同店舗から行田市内の店舗までの距離は11キロで、犯人は約80分間に何らかの方法で移動して立て続けに犯行に及んだとみられる。

　県内では昨年11～12月にかけて、県東部の携帯電話ショップ3店舗でスマートフォンなどが盗まれる窃盗事件が発生しており、同課が関連を調べている。