昨年9月、勤務する小学校で給食のカレーに漂白剤を混ぜたとして、さいたま地検は18日、威力業務妨害の罪で、富士見市水谷東小学校教諭の女(25)をさいたま地裁に起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状などによると、女は昨年9月15日、同校の配膳室で、6年生の給食用カレーの食缶に台所用漂白剤を混入。教員らに他の食缶の安全を確認させるなど正常な業務遂行を妨害したとされる。配膳係の児童が異臭に気付きカレー缶は回収されたため児童らに健康被害はなかった。
女は威力業務妨害の疑いで東入間署に逮捕され、その後、地検は刑事責任能力の有無を判断するために鑑定留置を実施していた。