埼玉新聞

 

校舎彩る“光の舞台” 創立150周年祝いキャンドルナイト 小川小学校、児童らが制作 86歳OGも感動

  • 創立150周年記念事業の一環で企画した「LEDキャンドルナイト」=18日午後5時半ごろ、小川町立小川小学校

    創立150周年記念事業の一環で企画した「LEDキャンドルナイト」=18日午後5時半ごろ、小川町立小川小学校

  • 創立150周年記念事業の一環で企画した「LEDキャンドルナイト」=18日午後5時半ごろ、小川町立小川小学校

 小川町立小川小学校(須郷聖子校長、児童数380人)で18日夜、「LEDキャンドルナイト」が行われた。真冬の星空のもと約1200個の手作りキャンドルとイルミネーションで、校舎南側を彩った“光の舞台”が、訪れた児童や大人たちを魅了した。

 同校は本年度(2022年)が創立150周年。同実行委員会(高橋文明委員長)が、「コロナ禍で活動が制限されている児童たちの心に残る思い出の一つになれば」(キャンドルナイト担当の原一さん)と、記念事業の一環で企画した。

 キャンドルは児童、保護者、教職員が空き瓶に思い思いのイラストを描いたもので、それにLED電球をともした。また、周囲の校舎や樹木を活用してイルミネーションを飾り付けた。午後5時過ぎ、夕日が沈むころキャンドルに点灯した。イベントは自由参加。児童たちは保護者らと訪れ、思い思いに手作りの“光の舞台”を巡って楽しんでいた。

 同校の卒業生で家族と訪れた関口トミさん(86)は「戦争で何もない時代に学校に通った。きれいで感動しました」と話していた。

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