埼玉新聞

 

車が突っ込んで回転、脳震とう後は覚えていない 埼玉・鴻巣で映画「狼 ラストスタントマン」舞台あいさつ

  • 舞台あいさつをする六車俊治さん(左)と高橋昌志さん=鴻巣市「こうのすシネマ」

    舞台あいさつをする六車俊治さん(左)と高橋昌志さん=鴻巣市「こうのすシネマ」

  • 舞台あいさつをする六車俊治さん(左)と高橋昌志さん=鴻巣市「こうのすシネマ」

 鴻巣市本町1丁目のこうのすシネマで、映画「狼 ラストスタントマン」の監督、六車俊治さんと、スタントマンで俳優の高橋昌志さんが舞台あいさつした。高橋さんはこの映画で俳優デビューし、プロデューサーも務めている。

 映画のシーンで、建物などに突っ込んで回転して海に落ちる「ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ」は危険なため前例がなかったという。

 六車監督は「海に落ちた後の人間の安全の問題が一番危険だった。どう落ちるかやってみないと分からなかった」と話した。高橋さんも「車のフロントガラスはめくれ、酸素の器具も外れ、脳震とうを起こしながらベルトを外し、その後は覚えていない」と命懸けの撮影の様子を語っていた。

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