車が突っ込んで回転、脳震とう後は覚えていない 埼玉・鴻巣で映画「狼 ラストスタントマン」舞台あいさつ
2023/01/24/00:00
鴻巣市本町1丁目のこうのすシネマで、映画「狼 ラストスタントマン」の監督、六車俊治さんと、スタントマンで俳優の高橋昌志さんが舞台あいさつした。高橋さんはこの映画で俳優デビューし、プロデューサーも務めている。
映画のシーンで、建物などに突っ込んで回転して海に落ちる「ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ」は危険なため前例がなかったという。
六車監督は「海に落ちた後の人間の安全の問題が一番危険だった。どう落ちるかやってみないと分からなかった」と話した。高橋さんも「車のフロントガラスはめくれ、酸素の器具も外れ、脳震とうを起こしながらベルトを外し、その後は覚えていない」と命懸けの撮影の様子を語っていた。