24日午前7時48分ごろ、吉川市旭のプラスチックフィルム製造会社「東友パック工場」で従業員の女性(48)から「社長が機械に挟まれて意識がない」と消防からの転送で吉川署に通報があった。救急隊が駆け付け、同社社長の男性(73)が意識のない状態で病院に搬送されたが約10時間後に死亡した。
同署によると、男性は商品袋製造の作業中、ビニールロールを巻き込むローラー部分に服が引っかかり体が巻き込まれたとみられる。男性は1人で作業しており、周りにいた従業員が服を切って、救出したという。同署は男性が誤って機械に巻き込まれた可能性があるとみて詳しい原因を調べる。