埼玉新聞

 

シマリス元気、さいたま・市民の森「リスの家」 敷地内の木の実など食べる 客ら笑顔

  • 木に登ったり餌を食べたりするシマリス=さいたま市北区見沼の市民の森にある「リスの家(うち)」

 さいたま市北区見沼の市民の森にある「リスの家(うち)」で、シマリスが木に登ったり餌を食べたりする様子が見られる。春に生まれ育った子リスも大きくなり活発に動いている。

 飼育員の本橋阿純さんは「この季節は木に登ってビワやヤマグワの実も食べます」と話す。

 敷地は約2070平方メートル。植えられた樹木の葉が生い茂る。ビワの木には多くの実がなっている。通常は餌場で、穀物や種、野菜などの餌を食べるが、敷地内の木の実を食べる様子も観察できる。

 祖母と母と一緒に訪れた同区の杉江秀ちゃん(2つ)は、祖母の「リスはかわいいね」の声にうなずいて笑顔。リスは暑さに弱く、夏の日盛りは巣穴などにいることが多いという。

 開園時間は午前10時から午後4時まで。入園無料。毎週月曜休園(月曜が休日の場合はその翌日)。

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