<新型コロナ>11人感染のクラスター発生、計32クラスターに増加…埼玉2646人感染19人死亡
県は1日、新型コロナウイルスに感染していた19人が死亡し、新たに0~90歳以上の2646人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が1890人、さいたま市370人、川口市158人、川越市85人、越谷市143人。7日間連続で3千人を下回った。
これまでに確認された感染者は176万998人。死者は3609人。31日夜時点の重症者は27人、入院は1037人、宿泊療養は292人。
県によると県管轄では70~100歳代の男女8人が、さいたま市では70~90歳以上の男女9人が、川越市では60~100歳代の男女2人が死亡した。
クラスター(感染者集団)関連は32件で、新たに高齢者施設など4件で5~11人が感染した。
県教育局によると、県立学校1校で児童生徒3人が感染し、学級閉鎖を1件実施した。
■さいたま市に夜8時まで対応の接種会場
さいたま市は2月13日から28日まで、大宮駅西口の近くに、午後8時まで接種できる新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場を新たに開設する。使用ワクチンは米ファイザー社製のオミクロン株対応ワクチン。夜間に設置することで、仕事や学校帰りに接種しやすくする。
市新型コロナウイルスワクチン対策室によると、対象者は従来型ワクチンを2回以上接種し、最終の接種から3カ月以上が経過した市に住民登録のある12歳以上の人。会場は大宮区桜木町2の155、「IDA TECHNOS IX 4階」。駅西口から徒歩約4分。接種日時は2月13~28日の正午~午後8時。日曜日、15、23日は休止日。1月31日から予約受け付けを開始した。
市内のオミクロン株対応ワクチンの接種率は全体で46%。60歳以上は70%前後と高いが、12~19歳は27・5%、20代は21・4%、30代は26・1%、40代は37・1%と低調。市は夜間に集団接種会場を設置することで、若い世代の接種率を上げたいとしている。
問い合わせは、市コロナワクチンコールセンター(フリーダイヤル0120・201・178、ファクス0120・289・139)へ。