埼玉新聞

 

救急搬送で活用も…医療情報共有システム、財政難で終了へ 埼玉県東北部の「とねっと」 システム更新契機

  • 診療検査や投薬内容などの医療情報を共有できる「とねっと」の「かかりつけ医カード」

    診療検査や投薬内容などの医療情報を共有できる「とねっと」の「かかりつけ医カード」

  • 診療検査や投薬内容などの医療情報を共有できる「とねっと」の「かかりつけ医カード」

 県東北部の7市2町で、登録者の医療情報を共有する「埼玉利根保健医療圏地域医療ネットワークシステム(通称・とねっと)」が、来年度で事業を終了する方向で協議していることが分かった。2012年に運用を始め、全国の先進モデルとして注目を集めたが、財政難から撤退する意向の自治体があり、24日に開かれた会合で、終了に向けた方向性が示された。

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