死亡交通事故を起こしたとして県は10日、地方公務員法に基づき県総合リハビリセンターに勤務する会計年度任用の女性職員(38)を停職1カ月の懲戒処分にした。女性職員は同日、依願退職した。
県人事課によると女性職員は1月15日午前8時45分ごろ、川越市古谷上地内の交差点を自動車で右折する際、対向車線を直進していた40代男性が運転するバイクを転倒させる事故を起こした。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。女性職員は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で川越署に逮捕されている。
女性職員は歯科衛生士で、同センターで障害者の歯科治療を行う歯科医師の補助業務を担当していた。