埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスター12件…埼玉865人感染12人死亡 コロナ終わっても戻れぬ世界、今すべきこと

  • 【役所】埼玉県庁=埼玉県さいたま市浦和区高砂

    埼玉県庁=埼玉県さいたま市浦和区高砂

  • 【役所】埼玉県庁=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 埼玉県は16日、新型コロナウイルスに感染した12人が死亡し、新たに0~90歳以上865人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が631人、さいたま市116人、川口市57人、川越市28人、越谷市33人。これまでに確認された感染者は178万41人。死者は3772人。15日夜時点の重症者は21人、入院は597人、宿泊療養は118人。

 県によると県管轄で50~100歳代の男女12人が死亡した。さいたま、川口、川越、越谷市での死亡はなかった。

 クラスター(感染者集団)関連は12件で、新たに医療機関で6人、高齢者施設で5人が感染した。

■知事の13日会見、新年度予算案で「ポストコロナ元年とは」

 知事 これから第9波や第10波がある可能性がありますが、知見が高まり、ワクチン接種が行われ、経済とコロナの両立を図るウィズコロナの時代に入ったと思っています。仮にコロナが終わったとしても前と全く同じにはならないと考えており、デジタルトランスフォーメーション(DX)など良いところは生かしながら、着地するため一歩を踏み出すことがポストコロナ元年の意味でございます。人口減少社会で生産性を向上させることが必要と考えております。また、ちょうどコロナ期にエネルギー価格が高騰しました。そこでゼロカーボン社会に近づけるよう、例えば蓄電池の整備など、企業や家庭の体力が増え災害に強いといったところをつくっていくため、ポストコロナの社会をつくるため、踏み出す年にしたいと思います。

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