<高校サッカー>きょう決勝「12年ぶり」武南vs「31年ぶり」武蔵越生 準決勝の内容は好対照/県新人
2023/02/19/00:00
(第3日、18日・昌平高校)
準決勝が行われ、武南と武蔵越生がそれぞれ勝って、19日の決勝(13時30分・埼玉スタジアム第3グラウンド)に駒を進めた。決勝進出は、武南が12年ぶり27度目、武蔵越生は旧校名の私立越生以来となる31年ぶり2度目。
武南は昌平と対戦し、延長からのPK戦を4―3で制した。1―2の後半ロスタイムに右CKから川上がボレーシュートを決めて同点。PK戦ではGK前島が好セーブで2本止めた。
武蔵越生は成徳大深谷に1―0で守り切った。前半32分、右CKから吉田がゴールを決め、この1点が決勝点となった。試合終了間際に猛攻を受けたが無失点に抑えた。
▽準決勝
武南2―2昌平
(PK4―3)
▽得点者
【武】島崎、川上【昌】三浦2
戦評…2度追い付いた武南が、昌平とのPK戦を4―3で制した。
0―1の後半6分、右CKからのクリアボールを島崎が頭で押し込んで同点。同13分に勝ち越されたが、同終了間際に右CKから川上がボレーシュートを決めて延長からのPK戦に持ち込んだ。
昌平は、三浦が2ゴールを奪ったものの、後半から守りの時間が続いてロスタイムに集中力を欠いた。
▽準決勝
武蔵越生1―0成徳大深谷
▽得点者
【武】吉田
戦評…粘り強い守備で先制点を守り切った武蔵越生が、成徳大深谷を下した。
武蔵越生は前半32分、森の右CKから吉田の股抜きシュートで先制した。後半は押し込まれる時間帯もあったが、集中力を切らさず、相手に決定機をつくらせなかった。
成徳大深谷は局面でのフィジカル勝負で力負けし、セットプレーでも正確性を欠いた。