戸惑った女性、携帯で話す…女子学生「助けたい」と思うも、間違っていないか心配 直感信じて詐欺阻止
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、埼玉県警秩父署は20日、寄居町に住む専門学校生、堀口菜未さん(20)に感謝状を贈呈した。
同署によると、堀口さんは1月20日午後3時半ごろ、秩父市内の金融機関を利用中に、店内のATMの操作に戸惑っている秩父市の70代女性を発見。女性はおどおどした様子で、携帯電話で通話をしていたため、不審に感じた堀口さんは、同機関の窓口職員に報告。職員が女性の手続きを停止させて、特殊詐欺を未然に防いだ。
「自分のおばあちゃんと同年代の方だったので、助けたいという気持ちが強まった。自分の直感が間違ってないかが不安で、まずは窓口に相談した」と堀口さんは振り返る。感謝状を受け取り、「救えたことがうれしい」と話した。
同署の中出功署長は「堀口さんの臨機応変な対応が被害防止につながった。若者の防犯意識が高まってきているで、とても心強い」と感謝した。
感謝状を受け取った堀口菜未さん(左)と、中出功署長=20日、秩父署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、埼玉県警秩父署は20日、寄居町に住む専門学校生、堀口菜未さん(20)に感謝状を贈呈した。
同署によると、堀口さんは1月20日午後3時半ごろ、秩父市内の金融機関を利用中に、店内のATMの操作に戸惑っている秩父市の70代女性を発見。女性はおどおどした様子で、携帯電話で通話をしていたため、不審に感じた堀口さんは、同機関の窓口職員に報告。職員が女性の手続きを停止させて、特殊詐欺を未然に防いだ。
「自分のおばあちゃんと同年代の方だったので、助けたいという気持ちが強まった。自分の直感が間違ってないかが不安で、まずは窓口に相談した」と堀口さんは振り返る。感謝状を受け取り、「救えたことがうれしい」と話した。
同署の中出功署長は「堀口さんの臨機応変な対応が被害防止につながった。若者の防犯意識が高まってきているで、とても心強い」と感謝した。