埼玉県の公立高校入試、4万701人が受験 全日制は倍率1・10倍 普通科で最高倍率は市立浦和、2位は
2023/02/23/11:57
2023年度の埼玉県内公立高校入試が22日、全日制137校と定時制24校で行われ、計4万701人(前年度4万923人)が受験した。新型コロナウイルス感染者23人を含む104人が欠席し、125人が体調不良などで別室で受験した。国語、数学、社会、理科、英語の5教科で、配分は各教科100点。
県教育局高校教育指導課によると、全日制は入学許可予定者3万6002人に対し、3万9617人が受験した。倍率は1・10倍で、前年度から0・01ポイント減少した。欠席や受験取りやめにより、志願者数確定時(16日)から304人減った。
全日制の学科別倍率は普通科1・15倍(前年度1・13倍)、専門学科0・95倍(同0・97倍)、総合学科0・95倍(同0・92倍)。普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和の2・19倍で、川口市立の1・93倍が続いた。専門学科では大宮の理数科が2・20倍で最も高かった。定員割れは普通科23校(22普通科、2コース)、専門学科33校(41学科)、総合学科6校。
定時制は入学許可予定者2060人に対し1084人が受験し、倍率は0・53倍(同0・50倍)だった。
24日に一部の学校で面接や実技試験があり、合格者は3月3日午前9時ごろにネットで発表される。追試は同6日。定員割れの学校は同17日以降に欠員補充試験を行う。