プラムを収穫、戸田・笹目東小で児童ら 教諭が太い枝にぶら下がり、枝下げて「取ってぇー」 児童ら群がる
2019/06/22/00:00
戸田市笹目の市立笹目東小学校(武藤昌博校長、児童数724人)で20日、プラムの収穫が行われた。参加したのは1年生の4クラス109人。収穫した実でジャムを作り、27日の給食で、ヨーグルトの上に乗せて食べる。
高さ約3メートルのプラムが3本、いずれも横に大きく枝を広げ、一本の枝に数えきれないほどたくさん実った。
「こんなに取れたよ」と子どもたちは両手で抱えるが、ぽろぽろと落ちる。子どもたちは帽子に実を入れるようになった。
手が届かない1年生には教諭の冨樫もりえさんが、太い枝にぶら下がって枝を下げて「ハイ取ってぇー」。子どもたちが一斉に枝に群がって手を伸ばした。
「富樫先生に取らせてもらった。楽しい」と、帽子にたくさん取った子どもたちは笑顔に。
橘萌絵さんは「楽しかった」、金子柚璃さんは「真っ赤なやつがいっぱいあった」、加藤柚花さんは「早く食べてみたい」と楽しそうに感想を話していた。
同校の校庭の南側に東西に果物の木が植えられていて、子どもたちは「フルーツロード」と呼んでいる。2006年に当時の戸ケ崎勤校長(現市教育長)が命名しプラムも同校長が植えた。その後、代々の校長が少しずつ種類を増やし、果物の楽園を守っているという。
今では、リンゴ、グレープフルーツ、ナツミカン、モモ、サクランボ、アケビなど16種類がある。