乾燥大麻をカナダから船便で発送、営利目的で密輸入した疑い 共犯の男を再逮捕/県警
2019/06/25/00:00
カナダから乾燥大麻を密輸入したとして深谷市の会社員の男が逮捕された事件で、県警組織犯罪総合対策本部(薬物銃器対策課)と熊谷、深谷署、東京税関の合同捜査班は24日、大麻取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、横浜市保土ケ谷区権太坂、無職の男(27)=同法違反(営利目的所持)と覚せい剤取締法違反(所持)罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は、氏名不詳の者と共謀の上、営利目的で3月、カナダ国内の郵便局から乾燥大麻約394グラム(末端価格計約200万円相当)の入った船便郵便物1個を会社員の男宛てに発送し、4月12日に大麻を輸入した疑い。認否は明らかにしていない。
県警は4日までに、郵便物の宛先となっていた深谷市の会社員の男(37)を大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕し、同法違反(営利目的輸入)容疑で再逮捕。同課によると、押収した証拠品などの捜査から無職の男の関与が浮上した。
県警は3日、無職の男の自宅を家宅捜索し、乾燥大麻75グラム(末端価格計約37万5千円相当)と覚醒剤0・1グラム(同6千円相当)が見つかったため現行犯逮捕していた。
県警は会社員の男が乾燥大麻の受け取り役で、無職の男も密輸入に関わっていたとみて調べる。