おひなさま、ずらり集合…春の境内、華やかに お隣のクジャクも羽広げ競演 さいたま・久伊豆神社
2023/02/26/06:00
埼玉県さいたま市岩槻区宮町の久伊豆神社の神楽殿や神札所などに、多くの雛(ひな)人形が飾られ訪れた人の目を楽しませている。
神楽殿の大段飾りには男女の内裏雛、官女などが並び、その華やかさに目を見張る。隣のクジャク舎のクジャクも羽を広げ始めているという。神札所には古今(こきん)雛や裃(かみしも)雛など古い雛人形が飾られている。
参道の中ほどを西に曲がると梅林があり紅白の梅が見頃。本殿の北側にある水天宮の水琴窟では琴のような水音を聞くことができる。同区の三井倉つねさん(75)は「いつもお参りに来る。いろいろな出会いがあります」と散歩も楽しんでいる様子。同じく地元の武藤秀知さん(45)は子どもの有紀ちゃん(1)と雛人形を見て「古い雛が見られる。数もあり人形のまち岩槻の歴史を感じる」と話していた。
雛人形の展示は3月12日。午前9時~午後4時。