東松山市箭弓町の東武東上線東松山駅東口のぼたん通りにあるイタリアン「ピッツェリアペルトゥッティ」。2017年12月、同市の商店街空き店舗対策事業の補助を受け、オーナーシェフの関口一也さん（36）が開業した。

　東松山で生まれ育った。20歳の時、何となく「もてそうだ」と、「イタリアンの店を出したい」と決意。横浜を皮切りに都内の六本木、渋谷などの店で「ピザを中心」に修行。イタリアのナポリで開催の世界大会「ピッツアフェスタ」の団体（4人）のメンバーとして出場、第3位に入賞した経験も。31歳の時、東松山に戻って独立した。

　店の左奥にピザのまき窯がある。ナポリから取り寄せた。高温で仕上げたピザは「表面がさくさく、中はもちもちで、おいしい」と好評で、県外から訪れるリピーターも。

　ランチは「ナポリピッツァランチ」（マルゲリータかマリナーラ、サラダ・ドリンク付、各税込み1100円）、「ペルトゥッティランチ」（ピザかパスタ、前菜の盛り合わせ・ドリンク付き、各同1500円）のほか、平日限定の4種類のピザから選ぶ「ハーフ＆ハーフランチ」（同、各同1650円）などがある。

　「アットホームで気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい」と関口さん。

【メモ】ピッツェリアペルトゥッティ

　東松山市箭弓町1の5の2（電話0493・53・4313）。営業時間は、ランチ午前11時～午後3時、ディナー午後5時～同10時。定休日は月曜。