2キロ続く「あじさいの道」見頃 東秩父村、30数年前から植えて2千本超に「7月上旬まで楽しめる」
2019/06/26/00:00
東秩父村白石地区の山里にある「あじさいの道」のアジサイが見頃を迎えた。
三十数年前、同地区の林道沿いの数軒の家が自宅や周辺の道路沿いにアジサイを植えたのが始まり。その後も挿し木をして、少しずつ増やしてきた。二十数年前、「もっとつなげて『あじさいの道』にしよう」と「白石あじさいの会」(渡辺桂亮会長)が発足。年間を通し、草刈りや花摘みなどの手入れを行っている。
今では約2キロの「あじさいの道」となった。現在、青、紫、白色などの多種多彩な2千本を超えるアジサイが植えられている。今年は「(全体的に)花は小ぶりだが、7月上旬ごろまで楽しめる」(村産業観光課)という。
「あじさい道」を少し上がった一画に東屋やトイレ、無料の駐車場もある。富士見市から訪れた夫婦は「静かな山里で空気もおいしい」と花見と散策を楽しんでいた。
問い合わせは、東秩父村産業観光課(電話0493・82・1223)へ。