行田市消防本部の退職強要、地裁がパワハラ認める 市に賠償命令、上司らが精神的な攻撃を意図
2019/06/29/00:00
行田市消防本部で上司から退職を強要されてうつ病になったとして、公務災害の認定を受けた同市の40代男性消防士長が、市に慰謝料など約1117万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、さいたま地裁であった。石垣陽介裁判長は「上司らが組織的かつ継続的にパワーハラスメント(パワハラ)を行った」と認め、市に約346万円の支払いを命じた。