戸田市は28日、市消防本部の40代の男性職員(副主幹)が、消防本部が事務局を務める関係団体の会費の一部約18万円と、消防職員の任意の互助団体の会費の一部約205万円など計約223万円を横領したことが分かった、と発表した。
市は同日付でこの職員を懲戒免職とし、管理監督責任がある職員2人についてそれぞれ減給1月、戒告の処分を行った。
消防本部によると、互助団体の決算報告が大幅に遅れるなどしたことから、今年2月にこの職員による横領が発覚した。通帳、決算報告の偽造も行っていた。職員は「借金返済に充てた」と動機を説明しており、全額を返済した。