ペンギンが泳ぐプールとビーチ、狭山のこども動物園に完成 ビーチ前に子ども用水遊び場も
2019/06/29/00:00
南アフリカに生息するケープペンギンを飼育展示する「ペンギンビーチ」が狭山市立智光山公園こども動物園に完成した。白い砂浜と緑の丘が広がる南ア沿岸部をイメージした空間を整備。29日から一般公開される。
ペンギンビーチは同園の開園30周年記念事業として新設され、広さは約190平方メートル。ペンギンが泳ぐプールとビーチ、展示棟が設けられている。総整備費は約4千万円。ビーチ前には子ども用の水遊び場も設けられ、遊びながらペンギンを見ることもできる。
飼育展示されるのは1~3歳の6羽。栃木県の動物園から雌3羽と福岡県の水族館から雄3羽を受け入れた。
ケープペンギンはIUCN(国際自然保護連合)が絶滅危惧種に指定しており、国内では23カ所の動物園と水族館で約500羽が飼育されている。県内では同園が初となる。
同園の伊東友基園長は「ペンギンは人懐こい。プールの波に乗って泳ぐ姿を真上から見られる」と見どころをアピールしていた。