埼玉新聞

 

大人も夢中に、ガチャマシーンを市役所に設置 名物や特産のフィギュア、加須の魅力を全国へ発信

  • ガチャマシーンに入っているミニチュアフィギュア5種類=加須市役所

 加須市は7月1日から、「加須市の魅力をみんなで楽しむ」をテーマに、ガチャマシーンを市役所本庁舎1階ロビーと各総合支所1階玄関内の計4カ所に設置する。200円を入れると、市の名物や特産などを模したミニチュアフィギュア5種類の中から1つがカプセルに入って出てくる。

 同市合併10周年記念事業の1つ。「加須市若手職員及び女性職員によるプロジェクトチーム」が提案し、採用された。ミニフィギュアはキューピー人形とコラボレーションした。加須地域のうどん、こいのぼり、騎西地域の藤むすめ、大利根地域のつるつきいちご、北川辺地域の三県境をモチーフにしている。

 プロジェクトのリーダー、増田幸太郎さんは「ガチャで人が呼び込めると考えた。加須を盛り上げたい」、サブリーダーの渡辺早苗さんは「ガチャは子どもだけでなく大人も夢中になれる。加須の名物を全国発信したい」とねらいを話す。

 ミニフィギュアは各1000個限定。プレミアム商品として、市内各店舗で利用できる絆サポート券4枚入り(2000円分の商品券)のガチャカプセル50個が用意される。限定5050個が売り切れ次第、終了となる。

 問い合わせは、大利根総合支所地域振興課(電話0480・72・1111)へ。

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