さいたま市大宮区の氷川神社で30日午後2時から、半年間の罪やけがれをはらい清め、健康で過ごせることを願う「大祓式(おおはらいしき)」が行われる。
「夏越し(なごし)の祓い」ともいわれ、神職による神事の後、境内にある神橋の中央に紙の人形を吊るした茅(ち)の輪をつくり、参拝者が輪を8の字にくぐって身を清める。輪をくぐると、この年は病にかからないとされる。
茅の輪は22日に設置され、梅雨空となった29日には、あいにくの小雨模様にもかかわらず、傘を手にした大勢の人々が訪れて輪をくぐり、無病息災を願っていた。
茅の輪くぐりは7月1日まで行われる。