埼玉新聞

 

JR大宮駅、開業138年迎える16日に「ガチャ」発売へ 限定1万個 レアアイテムは実物の架線、初めて

  • ガチャタマシリーズ「鉄道のまち大宮編」の9種類とレアアイテム

    ガチャタマシリーズ「鉄道のまち大宮編」の9種類とレアアイテム

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 県内の名所や建物をモチーフにしたご当地カプセル玩具(通称ガチャガチャ)の「ガチャタマ」シリーズに、「大宮ガチャタマVol5.5~鉄道のまち大宮編~」が登場する。16日に開業138年を迎えるJR大宮駅をマニアックに深掘りした。大宮ガチャからのスピンオフ(派生)企画で、開業日の同日から、限定1万個を販売する。

 大宮駅の全面協力を得て、ラインナップは9種類とレアアイテム。大宮駅ホームでおなじみの「安全拾得器の看板」、大宮駅が上越新幹線の起点であることを示す「上越新幹線ゼロキロポスト」、国鉄時代に設置された「電車のりばの看板」、新幹線の大宮暫定開業当時に運行されていた「新幹線リレー号」(3種類)など9種類。

 レアアイテムは、新幹線のパンタグラフに使用される「架線(トロリ線)」の実物。キーホルダーにはならないが、新品を約5センチの大きさにカットして、カプセルに入れた。JR東日本から、いずれも商品化を許諾済みという。

 事務局によると、大宮駅側から企画の打診があり、鉄道ネタを協議してきた。担当者は「ガチャシリーズの悪乗りを理解していただいて、アイデアを出してもらった。今回初めて、未使用の架線の実物をカプセルに入れる。数量限定なので、ぜひ当ててほしい」と話していた。

 ガチャは大きさ約5センチのアクリルキーホルダーで1個300円。2021年3月の発売以来、シリーズの販売累計は19万個を超えた。大宮ガチャは第5弾まで販売され、スピンオフの今回はVol5・5となった。販売場所は、「GENERAL STORE RAILYARD大宮」「アルシェ大宮」「まるまるひがしにほん」の3カ所。売上金の一部は地域の文化振興のため、市に寄付する。

 問い合わせは、事務局のアルシェ(電話048・647・0111)へ。

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