埼玉新聞

 

暴力団38人摘発、埼玉で28億円超の被害出した特殊詐欺 じつは4億円超の増、闇の勢力が活発化した理由

  • 特殊詐欺、コロナ前の水準に

    特殊詐欺、コロナ前の水準に

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 埼玉県警が昨年1年間に認知した特殊詐欺被害の件数(暫定値)が前年比305件(28・2%)増の1387件で、2年連続で増えたことが28日までに、県警のまとめで分かった。被害額も28億1102万円で4億3751万円増加した。「おれおれ詐欺」とキャッシュカード被害が急増し、被害件数は新型コロナウイルスが流行する以前の2019年(1459件)と同じ水準に戻り、県警特殊詐欺総合対策本部は「テレワークなどが減り、高齢者が1人で在宅する時間も増えたことで、犯行グループの活動が活発化したからでは」と分析する。

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