防犯カメラに窃盗犯の姿、手を後ろで組む特徴に捜査員気付く 同じ特徴の男浮上、容疑で逮捕/岩槻署
2019/07/03/00:00
県警捜査3課と岩槻署は2日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、越谷市東大沢1丁目、無職の男(46)を逮捕し、さいたま地検に送検した。
逮捕、送検容疑は、5月27日午前9時~11時ごろ、春日部市飯沼、農業男性(80)方に侵入、現金約10万8千円を盗んだ疑い。
同課によると、男は1階の掃き出し窓をドライバーのようなものでこじ開けて侵入。室内にあったバッグや財布などから現金を抜き取った。
敷地内には防犯カメラがあり、マスクを着けた不審な男が映っていたという。別の捜査員が確認したところ、現場を物色する際に手を後ろに組む男の特徴が男と似ていたことなどから関与が浮上した。
男は容疑を認め、「生活費のために泥棒をした」と供述しているという。「埼玉や千葉で数件やった」とほのめかしており、県警は裏付けを進める。