埼玉新聞

 

茶畑の真ん中でのんびり一服 茶園ごとの「ピクニックセット」を選択、五感で味わう 入間で10日開業

  • 茶畑に囲まれた「茶の輪」で一息つく=1日午前、入間市中神

    茶畑に囲まれた「茶の輪」で一息つく=1日午前、入間市中神

  • 茶畑に囲まれた「茶の輪」で一息つく=1日午前、入間市中神

 静岡茶・宇治茶と並び日本三大銘茶に数えられる狭山茶の主産地埼玉県入間市。市西部の金子台には約500ヘクタールの見渡す限りの茶畑が広がる。同市では10日から金子台の茶畑中央にウッドデッキテラス「茶の輪」(同市中神)をオープンし、狭山茶を五感で味わう体験を提供する。

 「茶の輪」は完全予約制。事業に参加する市内の茶園から事前に1茶園を選び、その茶園お薦めのお茶とお茶菓子を含む「茶の輪ピクニックセット」を茶園で受け取ってから、徒歩で「茶の輪」まで移動するシステムで、現在プランは3種類(税込み3千円から)。中には、ほうじ茶枕のレンタルを行う茶園もある。

 利用者は西川材と加治丘陵の間伐材を利用した木のぬくもりあふれるデッキ(高さ2メートル広さ40平方メートル)で昼寝したり、友人や家族とお茶を飲んだりしながら、目の前に広がる絶景を独占することができる。天気のいい日には富士山も顔をのぞかせる。

 サービスの詳細や予約方法は「茶の輪」公式ホームページへ。

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