埼玉新聞

 

酒気帯び運転、自転車の女性はね逃走した疑い 男逮捕、容疑を一部否認「ぶつかった覚えはない」/さいたま

  • 浦和西署=埼玉県さいたま市中央区上峰

 浦和西署は13日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で、さいたま市中央区八王子5丁目、印刷会社経営の男(55)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午後3時45分ごろ、同区桜丘2丁目の市道で、酒を飲んで乗用車を運転した疑い。

 同署によると、男は信号機付きの丁字路交差点をさいたま市大宮区方面から川越市方面に右折する際、左方から自転車で道路を横断中のさいたま市の会社員女性(47)をはね、救護措置などを取らずに現場から逃走した。女性は頭部打撲など3週間のけがを負った。

 衝突音を聞いたさいたま市の男性(47)が自身が運転する車で男の乗用車を追い掛け、事故現場から約700メートル離れた駐車場で男を確保した後、「乗用車が自転車をひき逃げして逃走した」と110番した。現場に駆け付けた同署員が男の飲酒検知をしたところ、呼気1リットル当たり0・15ミリグラムのアルコールが検出された。男は「酒を飲んで運転したことは間違いない。自転車とぶつかった覚えはない」と容疑を一部否認しているという。

 同署は、道交法違反(ひき逃げ)などでも送検する。

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