爆音でドリフト、山道をスポーツカーや軽トラックなど4台で 容疑で親子ら逮捕「漫画に憧れた」/県警
2019/07/09/00:00
県警交通捜査課と秩父署の合同捜査班は8日、道交法違反(安全運転義務)の疑いで、東松山市の会社員の男(43)ら男4人を熊谷区検に書類送検した。
書類送検容疑は共謀して5月4日午後11時50分ごろ、皆野町三沢の町道で、故意に車体を横滑りさせるなど他人に危害を及ぼすような速度と方法で運転した疑い。
同課によると、現場は急勾配の曲がった場所が連続する山岳道路。東松山市の男ら3人は高校の同級生で、もう1人の男は3人のうち1人の息子(21)だった。男らは軽トラックやスポーツカーなど4台で連なり、ドリフト走行や爆音を響かせながら車線をはみ出すなどの走行をしていた。
5年ほど前から近隣住民が騒音の苦情を県警に寄せており、警戒していた捜査員が男らの犯行を確認した。
男らは「仲間と一緒に走るのが楽しかった」「漫画に憧れて走った」などと容疑を認めているという。