南銀にコカイン…情報提供あり一斉捜索 風俗店でコカイン所持の疑い、男ら逮捕 背後に暴力団か
2019/07/12/00:00
JR大宮駅東口の南銀座通りにある風俗店で麻薬のコカインを所持したなどとして、県警大宮駅周辺地区暴力団壊滅集中取締本部は11日までに、麻薬取締法違反(コカイン所持)の疑いで、上尾市上、自称風俗店経営の男(27)を逮捕、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、さいたま市大宮区土手町2丁目、自称風俗店店員の男(34)を現行犯逮捕し、さいたま地検に送検した。
27歳男の逮捕容疑は8日、さいたま市大宮区仲町1丁目、ビル3階の風俗店内で、コカインを含有する白色粉末約0・7グラムを所持した疑い。34歳男の逮捕容疑は同日、自宅で覚醒剤約1・7グラム(末端価格約10万円)を所持した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
捜査4課によると、同店内からは27歳男が所持していた他に、コカインとみられる粉末約33・35グラム(末端価格約60万円)が押収された。両容疑者は別々の風俗店の関係者で顔見知りだった。27歳男はコカインが発見された風俗店に出入りしていたとみられる。
「南銀の飲食店でコカインが売られている」との情報提供が昨年あり、県警が捜査。これまでに関係先の店舗や住宅を特定し、8日に一斉に家宅捜索したところ、男らがそれぞれの場所でコカインなどを所持していた。
県警はコカインの押収量が自己使用目的としては多いことなどから、密売目的で背後に暴力団組織があるとみて調べる。。