県教育局は今年3月に県内の国公立、私立中学校と特別支援学校中学校を卒業した生徒の進路状況調査結果（速報値）を発表した。中学卒業者の高校進学率（高等専門学校、特別支援学校高等部含む）は前年比0・1ポイント増の99・1％。進学者は同880人減の6万2970人だった。

　就職者数は88人（同34人減）で、卒業者総数に占める割合は0・1％と、1970年の調査開始以来、過去最低となった。

　県教育政策課によると、県内の全日制高校には5万3684人が進み、全体の84・5％だった。通信制高には同292人増の2387人が、定時制高には同17人減の1062人が進学。県外の全日制高への進学者は61人増の5084人だった。