埼玉新聞

 

最もおいしいイチゴを生産!埼玉「プレミアムいちご県」に 県品種・べにたまを絶賛「バランス良い」

  • 受賞したイチゴを大野元裕知事(中央)に贈呈した生産者ら=21日、県庁

    「全国いちご選手権」で受賞したイチゴを大野元裕知事(中央)に贈呈した生産者ら=2月21日、埼玉県庁

  • 受賞したイチゴを大野元裕知事(中央)に贈呈した生産者ら=21日、県庁

 日本野菜ソムリエ協会(福井栄治理事長)は9日、埼玉県を最もおいしいイチゴを生産する「プレミアムいちご県」と認定した。協会が2月に開催した「第1回 全国いちご選手権」で、県育成品種のあまりんやかおりんなど県内6品目が入賞したことが評価された。

 プレミアムいちご県に認定されると、協会が県産イチゴの販売促進や流通、商談などに協力する。今後、選手権の結果などを総合的に考慮して毎年プレミアムいちご県を決定する予定という。

 県庁を訪問して大野元裕知事に認定証を授与した福井理事長は「来年以降、プレミアム県を競い合うようになりマーケット全体が盛り上がれば農家にもプラスになる」と話し、県品種のあまりん、かおりん、べにたまを食べ比べ、「べにたまはバランスが良い」と絶賛した。

 大野知事は「選手権での最高金賞とプレミアム県認定で二重の喜び」と話し、生産や販売振興への協力を呼びかけた。

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