入院患者36人が食中毒…春日部中央総合病院 肉豆腐、酢の物など食べ ウエルシュ菌を検出
2019/07/17/00:00
県は16日、春日部市の春日部中央総合病院で、給食を食べた40~90代の入院患者36人が下痢などの症状を訴え、うち19人と調理従事者1人からウエルシュ菌を検出したと発表した。いずれも快方に向かっている。病院の給食が原因の食中毒と断定し、食品衛生法に基づいて18日までの3日間、給食停止を命じた。
食品安全課によると、病院職員が12日、「入院患者が下痢をしている。病院の給食を食べているので、食中毒の疑いがある」と通報し、春日部保健所が調査をしていた。
昼食は11日正午ごろ提供され、症状が出始めたのは同日午後5時ごろ。メニューは肉豆腐やチンゲン菜のオイスターソース炒め、タラと野菜の炊き合わせ、ツナとインゲンの和え物、酢の物など。
給食停止期間中は施設の消毒指導や職員への衛生教育などを行うとしている。