<知事選>大野氏支援へ、上田知事を支えてきた地方議員ら集結 大野氏「県政を前に進めていきたい」
2019/07/17/00:00
上田清司知事を初当選から支えてきた超党派の地方議員らが15日、さいたま市浦和区で「県政躍進地方議員の会」を発足させ、8月25日投開票の知事選に出馬を予定する大野元裕参院議員(55)を支援することを決めた。会には県議会会派の無所属県民会議や埼玉民主フォーラムに所属する県議や保守系の市議ら約45人が参加。上田氏と大野氏も出席し、支援を求めた。
代表には中島直樹氏(羽生市議)が就任。幹事長は石川忠義県議(県民会議)、事務局長は岡村ゆり子県議(県民会議)が務める。関係者によると、会の規模は100人近くになる見通しという。
2003年の知事選前に「県政刷新若手議員の会」が結成され、無所属の若手地方議員ら約40人が参加。当時、久喜市議だった石川県議が代表を務め、上田氏に知事選出馬を要請した経緯がある。
上田氏は、5日に大野氏の地元経済団体や連合埼玉などからの要請を受け、大野氏の応援団長に就いた。会合で大野氏は「皆さまのお力を賜り、埼玉県政をさらに前に進めていきたい」とあいさつした。
知事選にはほかに、自民・公明両党が推薦するスポーツライターの青島健太氏(61)と希望の党を離党した行田邦子参院議員(53)らが出馬を表明している。