飯能高と飯能南高の統合で協議会設置へ 県教委が説明会を延期、飯能市「協議できる状態になった」
2019/07/17/00:00
飯能市は16日、市と市教委、県教委が県立飯能高校と県立飯能南高校の統合に関して協議していくため協議会を設置すると発表した。両校の統合に関しては今後のスケジュールなども含め、協議会で合意を図り進めるとしている。
2校の統合は、県教委が6月19日の定例会に上程した「魅力ある県立高校づくり第1期実施方策(案)」の中で提案された。これに対し、市は県教委との間で具体的な協議や調整が行われていないとして、同18日に議案取り下げを求める要請書を提出、同21日に撤回要求書を市長と教育長の連名で提出していた。
その後、県教委が予定していた2校の学校関係者への説明会を延期したことから、市は「協議できる状態になった」として、県教委とともに話し合いを進めるとしている。
飯能高は1922年に飯能実科高等女学校として設立、49年に現在の校名となった。飯能南高は78年に開校した。