<新型コロナ>1週間の平均は351・7人に…埼玉で新たに300人感染、3人死亡 クラスター3件、重症は6人
2023/03/17/22:11
埼玉県などは17日、新型コロナウイルスに感染していた3人が死亡し、新たに0~90歳以上の300人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が221人、さいたま市39人、川口市15人、川越市12人、越谷市13人。1週間の感染者数の平均は351・7人。
これまでに確認された感染者は179万3522人。死者は3934人。16日夜時点の重症者は6人、入院は219人、宿泊療養は51人。
県によると県管轄では50~90代の男女3人が死亡した。
クラスター(感染者集団)関連は3件で、新たに感染が確認された施設はなかった。
県教育局によると、県立学校で学級閉鎖はなかった。
■コロナ特例の助成金、3事業主が不正受給
埼玉労働局は15日、新型コロナウイルスの影響を受けた企業などに支給する「雇用調整助成金」を不正に受給していたとして、県内の3事業主を公表した。新型コロナの特例措置で受給し、休業して従業員を休ませたと虚偽の申請をしていた。
さいたま市見沼区の電気通信工事業の「ユーネット」は2020年4~5月に約192万円を受給し、一部を返還。さいたま市浦和区の写真撮影業の「オガタフォトスタジオ」と、新座市の工事業、アニメーション企画制作業の「ピー・アール・エー」は、それぞれ20年4月~21年12月に約2071万円、20年5月~21年8月に4167万円を受給。全額を返還した。
同局は「返還が終わっていないものに対しては引き続き全額の返還を求める」としている。