埼玉新聞

 

刃物男、カウンターへ出したメモに「300万円入れて」…郵便局員ら大声「強盗だ」じつは訓練 最優先は何か

  • カウンター越しに女性職員に刃物を突き付け、現金を要求する犯人に扮した東入間署員(右)=三芳町北永井、いるま野農協三芳支店

    カウンター越しに女性職員に刃物を突き付け、現金を要求する犯人に扮した東入間署員(右)=三芳町北永井、いるま野農協三芳支店

  • カウンター越しに女性職員に刃物を突き付け、現金を要求する犯人に扮した東入間署員(右)=三芳町北永井、いるま野農協三芳支店

 2月16日、埼玉県川口市内の郵便局で刃物を持った男が職員2人にけがを負わせ、現金を奪った強盗致傷事件を受け、強盗事件発生の際の対処能力の向上と危機意識を醸成してもらおうと、東入間署は3日、三芳町北永井、いるま野農協三芳支店(島崎敏男支店長、行員17人)で強盗模擬訓練を行った。
 
 訓練は営業時間中、刃物を所持した男が客を装って侵入することを想定。白いマスクを着けた同署の男性警察官が鞄を持って窓口を訪れ、カウンター越しに女性職員に模造のナイフのような刃物を突き付け、「強盗です。300万円をバックに入れて下さい」と書かれたメモを出した。

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