埼玉新聞

 

<高校野球>花咲徳栄-山村国際、再び波乱なるか 5連覇狙う強豪に打線好調の新鋭挑む 準々決勝見どころ

  • しぶとい打撃でチャンスメークする山村国際の2番羽根田

  • 5回戦以降の組み合わせ

 第101回全国高校野球選手権埼玉大会は25日、県営大宮と市営大宮で準々決勝4試合を行い、4強が決まる。Aシード春日部共栄、Bシード山村学園、5連覇を狙うCシード花咲徳栄などが順当に勝ち上がり、ノーシード山村国際は初の8強入りを決めた。甲子園まであと3勝。終盤戦に突入した準々決勝の見どころを探った。

 埼玉を代表する強豪の花咲徳栄に、山村国際が挑む。山村国際が2014年に勝利したときのように、再び波乱を起こせるか。

 花咲徳栄は4試合で計63安打と圧倒的な打力を誇る。投手陣は左横手投げの中津原や、和田、高森の両左腕、右腕岩崎らタイプの違う投手がそろう。守備も無失策と堅い。

 山村国際も打線が好調だ。4回戦で東農大三の好右腕飯島を攻略し、5回戦は市浦和に打ち勝った。好打者の1番武者、2番羽根田で好機をつくり、3番波田野、4番小野田の長打で得点する。

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