埼玉新聞

 

<高校野球>山村学園-川越工、2年ぶりの再戦 新鋭と古豪、意地のぶつかり合い 準々決勝見どころ

  • 勝負強い打撃でポイントゲッターとなる川越工の3番大坪

  • 5回戦以降の組み合わせ

 第101回全国高校野球選手権埼玉大会は25日、県営大宮と市営大宮で準々決勝4試合を行い、4強が決まる。Aシード春日部共栄、Bシード山村学園、5連覇を狙うCシード花咲徳栄などが順当に勝ち上がり、ノーシード山村国際は初の8強入りを決めた。甲子園まであと3勝。終盤戦に突入した準々決勝の見どころを探った。

 2017年の準々決勝では、新鋭の山村学園が古豪の川越工を4―3で破った。2年ぶりの再戦で、意地がぶつかり合う。

 山村学園は当時1年生で3失点完投したエース左腕和田か、台頭してきた1年生右腕小泉が先発候補。つなぐ意識が高い打線は1番平野、3番小林が好調だ。

 雪辱を狙う川越工は、エース右腕鈴木と左腕真家を中心に1試合最大2失点と守りが堅い。犠打と盗塁を絡めて着実に得点する打線はつながりが良く、1番後上、3番大坪が好機に強い。

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