訴訟通達…詐欺はがき信じ男性被害、途中で気付きだまされた振り 受け取り役と監視役の2人、容疑で逮捕
2019/07/27/00:00
狭山署は25日、詐欺未遂容疑で、いずれも住所不詳、無職の男(38)と男(50)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、氏名不詳の者と共謀し、22日に狭山市の無職男性(77)方に「民事訴訟最終通達書」などと記したはがきを送り、24~25日、弁護士などを装い、「妻の購入した物品の費用がある。民事訴訟を和解するために現金が必要。宅配便で送付して」と電話をかけ、200万円をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、男性は22日に10万円を口座に振り込んだが、だまされたことに気付いて通報。その後はだまされた振りをして、指定された東京都中野区の集合住宅宛に宅配便を送り、同署員が荷物を受け取った38歳男と、周辺で監視していた50歳男を逮捕した。