再び日本一に!15年ぶり 川の博物館の大水車、建て替え完了 スイッチ押し、再び回り始める
2019/07/29/00:00
大水車の建て替え工事が完了した寄居町小園の県立川の博物館で28日、再び日本一となった大水車の竣工(しゅんこう)を記念した式典が行われた。
大水車は以前より1・2メートル大きくなり、直径は24・2メートルで、重さは42トンに及ぶ。県産ヒノキの西川材も使用し、15年ぶりに日本一を奪還した大水車が再び回り始めた。
先代の大水車の直径は23メートル。1997年8月の開館時に建てられ、日本一の大水車として同館のシンボルだった。だが、2004年に岐阜県恵那市の「道の駅おばあちゃん市・山岡」に直径24メートルの大水車が建てられた。
4年前からは老朽化が進んで水車が回らなくなっていたことから、建て替え工事が実施されていた。
記念式典で上田清司知事は「また日本一になった大水車をシンボルタワーとして、川の博物館を多くの人に利用してもらえれば」とあいさつ。大水車の解説やくす玉割りを実施後、関係者がスイッチが押すと、ゆっくりと大水車が回り始めた。