陸自朝霞駐屯地、3等陸曹を処分 盗んだ自転車で酒気帯び運転、検問中の警察官が摘発
2019/07/30/00:00
陸上自衛隊朝霞駐屯地は29日、駐輪場から自転車を盗み、酒気帯び状態で運転したとして、警視庁に摘発された同駐屯地東部方面後方支援隊第104全般支援大隊所属、20代の3等陸曹男性を停職10日の懲戒処分にしたと発表した。
同駐屯地によると、3等陸曹は昨年6月29日午前2時5分ごろ、東京都渋谷区の公園内有料駐輪場で、無施錠の自転車を盗んだ上、酒気帯び状態で運転したとされる。同日午前2時40分ごろ、中野区の路上で、検問中の警察官に摘発された。送検後、9月11日に不起訴処分となった。
犯行当日、3等陸曹は休暇中で、豊島区内の飲食店で友人らと酒を飲み、同区内の実家に帰宅するところだった。「自転車で早く帰りたかった」などと話しているという。